再生医療に関わる主な企業【拡大】
再生医療の産業化に向けては、広域の運送も重要な鍵を握る。バイク便大手のセルートは臨床試験の検体や血液、培養した細胞を輸送するサービスを展開。需要拡大を見込み、7つの本・支社に加え、提携する約60地域のバイク便会社と全国規模の配送網を構築した。
細胞はわずかな温度変化でも品質を大きく損なう。温度上昇があった場合は、衛星利用測位システム(GPS)によるバイクの位置情報と配送ボックスの温度計の記録から原因を特定する。園井悦子専務は「生命を左右するものを扱うので、輸送品質には気を使っている」と話す。
17兆円の市場規模
経済産業省は、30年の国内の再生医療(機器や消耗品含む)の市場規模を12年比の60倍にあたる1兆5500億円、世界規模では50倍の17兆2000億円とはじき出す。