ソチ五輪・閉会式に入場する浅田真央ら=23日、ロシア・ソチのフィシュト五輪スタジアム【拡大】
しかし、多くの競技団体関係者が「足りない以前の問題」と嘆くのは他国に比べて、規模が小さすぎることだ。
ロンドン五輪の場合、ドイツの274億円を筆頭に米国が165億円、韓国でさえ106億円を投入した。これに対し、3倍に増えた日本が25億円である。
どの選手に取材しても「国が金メダルを求めるなら、もっと強化費を」と本音を漏らす。もっとも、長野大会を除き、過去最多メダル&入賞になったことで強化費問題は4年に1度の話題として、消えてしまう可能性もある。
選手超える数
おかしなことは、他にもまかり通っている。日本選手団としてソチに派遣された「選手」113人に対し、「役員」が135人という構成だったことだ。
選手団全体で役員比率が50%近いのは、日本だけが続ける悪しき伝統のひとつ。冬の五輪はもちろん、夏の五輪でもこの傾向は変わらない。