カメラで斜めから撮影されたり、顔に影がかかったりしていても、パソコンに入れたソフトウエアが角度や照射の光を補正して画像を処理。真正面から見た場合の顔写真のイメージを作成できる。
データベースと照合するときの精度は、任意に設定することが可能。精度設定に基づいて、「似ている」と判断されればアラーム音が鳴って、撮影の時間と場所が知らされる。
システムは企業向けに受注販売し、公共施設のほか、大型小売店などに売り込む考え。迷子捜しや万引などの犯罪の抑止効果が見込まれる。
同社によると、昨年末から大規模店舗に導入して実証実験に入っており、実際に万引犯の検挙につながった例があったという。