味の素の「トスサラ」シリーズ(左から、「すりごまガーリック味」「イタリアン・バジル味」「まろやかな京風ゆず味」)は、野菜にかけて“トス”(放り上げる)するように交ぜる、新しいタイプの具材入り粉末ドレッシング【拡大】
◆野菜メニューへの強い意識
外部の調査会社の協力も求めながら、有職主婦が家での食事に求めているものを洗い出していくと、浮かび上がってきたのは、“毎日でなくて良いから、見栄えが良くて、気分が上がる”メニューだった。忙しい有職主婦だからこそ、食卓は家族とくつろげる大切な空間と感じている。メーン料理はがんばって作ったとしても、もう一品は調理にはあまり手をかけずに、見栄えが良くていつもと違う気分の食卓が演出できるメニューが欲しい。
また、有職主婦たちが素材面で強く意識しているのは、なんといっても野菜だ。家族の食事だけでなく、自らの昼食などを含めて外食・中食の利用が多い有職主婦は、1回の食事内で栄養バランスをとることが難しく、場合によっては「1週間単位」で“つじつま合わせ”的にバランスをとろうとする傾向が見られる。野菜のメニューを作るときは、“カラダをリセットしたい”と願って、野菜をたっぷり食べられるメニューが求められていた。
中でもサラダは、“簡単”でありながら“ヘルシー”で“おしゃれ”なイメージのメニューだということが、主婦を対象とした調査の中でたびたび指摘された。
仕事で疲れて帰っても、レタスをちぎるくらいはできるし、残業で遅くなった夜にたくさん食べても後ろめたくない。また、大皿に盛ったりトッピングに工夫したりすれば、普段食べる副菜としてのサラダとはひと味違った“食卓をおしゃれに彩る”メニューに変身させることも容易だ。