ベルトコンベアーによる土砂の搬出作業=宮城県東松島市野蒜地区(藤澤志穂子撮影)【拡大】
URは、同じくコンベヤーを使う岩手県陸前高田市の市街地整備事業のマネジャー役を清水建設に依頼。現在建設中のコンベヤーは全長3キロメートル、3月下旬から一部の運用が始まる。
国交省はCM方式を定着させ、他の公共事業にも活用したい意向がある。「工期短縮とコストの透明化を進め、下請け業者へのしわ寄せを減らせる」(建設業課)と期待するからで、復興を契機に業界の育成と意識改革も進めたい考えだ。
ただCMには「手続きが煩雑で作業が遅れる」「民間案件より収益性が低い」との不満も企業側にある。URの担当者は「CMは一日も早い土地整備の終了や人材不足には非常に有効。改善の余地はあり、今後の状況を見極めたい」としている。(藤沢志穂子)