「昔のセキュリティー被害は、不特定多数のユーザーを攻撃する愉快犯が多かったのですが、最近の傾向ではパソコンに保管されている情報を不正に取得し悪用することで、金銭の搾取や特定のユーザーを攻撃する悪質なものが増えています。そのため、サポートが終了しセキュリティーが脆弱になるWindows XPを使い続けるパソコンは、ウイルスの攻撃から狙われやすくなるのです。さらに、ウイルスに感染したパソコンは、自社だけの被害ではなく、その感染したパソコンが媒介となって取引先などへのさらなる攻撃に悪用される危険性もあるのです」
パソコンが不正プログラムに感染するリスクについて、NTT東日本では図1のような被害の事例を紹介している。この図からもわかるように、セキュリティー対策が十分ではないパソコンがウイルスなどに感染すると情報漏えいや盗撮、金銭的な被害や盗難、脅迫などの犯罪というリスクに直面する危険性が高まる。これらのリスクから、パソコンを守るために、最新の基本ソフト(OS)への移行が推奨されている。