ルネサス再建へ苦闘、変化の兆し 母体3社のしがらみ解消へ (1/4ページ)

2014.3.18 07:04

 経営再建中の半導体大手、ルネサスエレクトロニクスが構造改革を加速させ、安定した利益を生み出せる企業に生まれ変わろうと苦闘している。

 改革に伴う特別損失などで2014年3月期は9期連続の最終赤字となる見通しだが、ビジネスモデルの転換が効果を現し、13年10~12月期まで四半期ベースで4期連続の営業黒字を確保。今春以降には生産・開発拠点の集約や追加の人員削減に踏み切り、収益力の向上を図る。もっとも、縮小均衡から攻めの経営に転じる時期はまだ見えないのが現状だ。

 作田氏が改革牽引

 「米フリースケール・セミコンダクタや米STマイクロなど海外の競合他社とコスト構造や社員数を比べると、総体的にもう少しスリム化の必要がある」

 ルネサスの筆頭株主の産業革新機構でファンドマネジャーを務め、昨年11月にルネサスの最高財務責任者(CFO)に就いた柴田英利氏は新たなリストラ策について、こう説明する。

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