調査会社IDCジャパン(東京都千代田区)によると、XPの利用者数は昨年末時点で法人が723万台、個人が597万台に上る。こうした利用者らが、消費税率の引き上げを視野にパソコン購入に踏み切ったとみられる。
パソコンメーカー各社も前年同期に比べ販売を伸ばした。富士通は2013年3月期に最終赤字だったパソコン事業が、14年3月期は黒字に転じる見通しだ。
ただ、特需に伴う反動減を懸念する声も多い。富士通は「14年度前半まで若干、買い替え需要は残る。だが、4月以降の反動減はある程度覚悟している」と打ち明ける。
IDCジャパンによると、タブレット端末の13年の出荷台数は前年比67・2%増の743万台で、パソコン市場を侵食しているのは明らかだ。メーカー幹部は「パソコン販売の盛況は今回が最後になる」との声も出ている。