自動車大手8社が27日発表した2月の国内生産台数の合計は、前年同月比7・0%増と6カ月連続で前年実績を上回った。消費税増税前の駆け込み需要や新車投入効果を追い風に高水準の生産となったが、記録的大雪で部品供給が遅れた影響などからトヨタとマツダ、富士重工業がマイナスとなるなど明暗が分かれた。伸び率は1月の14・7%増を下回った。
2月中旬の大雪では8社全てが一部工場で操業停止を余儀なくされた。生産減は愛知県豊田市、田原市の計4工場で生産を止めたトヨタ自動車が1万1千台、ホンダが2700台、富士重工業が5千台だった。
各社は駆け込み需要への対応で休日出勤を含めたフル生産を続けており、残業などによる挽回にも限界がある。トヨタが年度内に9千台の納車遅れが出るなど現在も影響が残っている。
一方、国内販売は駆け込み需要が続き合計で17・3%増だった。