「春」と「貼る」
久光製薬は、本社があった佐賀県鳥栖工場(現九州本社)で、1948年にバレーボール部を創設。その後、実業団リーグに参戦し、日本リーグ、Vリーグを経て現在参戦するV・プレミアリーグまで、会社をあげてバレーボールチームを支援してきた。常に優勝候補にあげられるリーグトップの実力を誇る。
チーム名の「スプリングス」は、文字通り明るい明日をイメージさせる“春”と、主力商品である「サロンパス」の“貼る”という2つの意味を込めて名付けられた。
選手たちは実質的な社内業務は担わないが、全員が九州本社に所属する正社員。さらに、フロント、チームを支えるスタッフなどが加わり、神戸市にある体育館を拠点として全国各地で開催されるリーグ戦へと遠征を繰り返している。
「無形の資産」守る伝統
久光製薬社長の中冨博隆は、企業スポーツについて次のように語る。
「企業の資産は、数値化された貸借対照表だけに反映されるものではない。会社の個性・文化など無形の資産を大事にしていくのが当社の伝統であり、そこに企業が支援するスポーツがある」