また、スズキは新車販売の減少で販売店が立ち行かなくなることを防ぐため、同社製の純正部品の納入を早める「スズキ部品センター東京」を3月に東京都町田市に設立した。収益率の高い部品ビジネスだが、部品納入が遅く、大手カー用品店などに客が流れていたと判断。メーカー直営の部品センターを作り、納入期間を早めることで、新車販売のみに頼らずに販売店の収益率を高める狙いがある。
子育て世代取り込み
このほか、中古車大手のガリバーインターナショナルでは、30代の子育て世代向けの新業態「スナップハウス」を今月3日に埼玉県川口市にオープン。カフェやハンドエステ体験に加え、子供の知育につなげるデジタル絵本が読めるといったスペースを設け、来店客を長期に囲い込む取り組みを始めた。ガリバーでは、こうした店舗を増やす計画で、5月にも北関東に同様の店舗を開設するという。
大手ディーラー幹部は「反動減は4~6月で収まるだろう。お客さまとの絆づくりや営業体制をこの機会に見直して、駆け込みに反応しなかった需要を掘り起こしたい」と話している。(田辺裕晶、飯田耕司)