プロパンガス小売り最大手、日本瓦斯の和田真治社長は1日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、2016年にも自由化される家庭向け電力販売に参入し、既に手がけているプロパンや都市ガスと組み合わせることで、日本初の「小売りに特化した総合エネルギー企業」を目指す考えを明らかにした。
同社は今年に入って、都市ガス事業を手がける関東の子会社4社を完全子会社化。さらに、プロパンと宅配水の販売事業を手がけるアクアクララレモンガスホールディングス(ALHD、東京都港区)と事業統合も視野に業務提携の交渉を始めるなど、「電力・都市ガス市場の全面自由化を見据えた動き」を加速している。
ALHDの宅配水事業は全国トップシェア。和田社長は「電気とガス、水、通信、保険などさまざまな家庭向けサービスをパッケージにして販売したい」との構想を明らかにした。