トヨタ自動車の業績【拡大】
現状でもデザイン、ブランド力などで秀でる欧州勢に後れを取っており、高級車分野の「レクサス」はアウディやBMWといった独勢に見劣りする。中国では「アウディやBMWは高いが、レクサスならば買える」というのが購入動機とさえいわれる。
1000万台の台数を維持していくには、短期的には、経済減速が見え始めた新興国での販売の維持拡大が重要となるが、豊田社長がいう「持続的成長を続ける」には、ブランドイメージを高めるソフト面の充実がうまく図れるかがカギを握っている。
今後、トヨタが転換を図れるかは、豊田社長が社内外で公言する「わくわくドキドキする車」作りにかかっているともいえそうだ。(飯田耕司)