大和証券グループ本社の経営戦略説明会で発表する日比野隆司社長=14日、東京都千代田区【拡大】
過去最高の最終利益を計上した2014年3月期決算については「収益構造が相当変わってきた。投資信託や不動産投資信託(REIT)関係の収益が増えた」とし、安定した収益が占める割合が多くなったことを指摘した。
検討が進んでいる年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による資産運用の活性化で、株式運用比率が増える可能性については「GPIFの動きは大変大きなプラス」と期待感を示し、「“巨艦”が動くということになれば日本株の組み入れが10兆円単位で増える可能性がある」とした。
アジア市場については、「非常に重要なマーケットであるというのは不変」との認識を示した。大和が重要市場と位置づける東南アジアについては「去年は現地企業とのネットワークをつくり、今年は提携の実を求める年になる。(現地企業との)資本提携に発展していく可能性もある」と述べた。