飯島彰己社長【拡大】
三井物産の飯島彰己社長は15日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、2014年度から始まる中期計画の3年間、年平均で8000億円規模の投資を行い、成長戦略につなげる方針を明らかにした。「財務規律をしっかりやった上で、株主還元と成長投資の三兎(さんと)を追う」考え。16年度は資源価格に左右されず約5000億円強の最終利益を確保する見通しだ。
7日発表した中期計画によると、既存案件向け投融資は3年間で1兆5000億円で、約6割を資源・エネルギーに振り向ける方針。このほか次世代収益につながる食糧やヘルスケア、インフラなど新たな「攻め筋」7分野を挙げ、既存分野への投資枠とは別に3年間で最大1兆円を投じる。
飯島社長は、部門や組織を超えて横断的に取り組むことで「新しい価値創造や強い競争力を生み出す」と強調。最大で計2兆5000億円の投融資で成長を確実にしたい考えを示した。