鍋メニューの提供がきっかけで、深刻な人材不足に陥ったすき家。ゼンショーHDの小川賢太郎会長兼社長は善後策を急ぐ(コラージュ)【拡大】
小川会長兼社長は「現場とトップの距離を縮め、意思疎通を図っていきたい」と反省の弁を述べた。
ゼンショーはすき家事業を6月から全国7エリアの事業会社に分社化し、人員配置や採用などの権限を委譲する。「品川の本社から一元管理する態勢を抜本的に改める」(小川会長兼社長)ことで、地域に応じた人員配置や給与体系を設け、店舗運営のあり方を見直す考えだ。
あわせて久保利英明弁護士を委員長とする第三者委員会も設置し、労働環境の改善を図る。小川会長兼社長「目の届かなかった点を明らかにし、問題を解決していきたい」という。
成長市場踊り場
ただ、人手不足はすき家だけの問題ではない。アルバイトなど非正規雇用が中心の外食・小売業では、人手不足が経営に影響を与える事態となっている。
「われわれの成長戦略が曲がり角に来ている」