巨大なキリスト像で有名なコルコバードの丘(手前)と決勝戦が行われるマラカナン競技場=リオデジャネイロ(共同、2013年12月撮影)【拡大】
6月12日に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会を目前に控え、関連商戦が盛り上がってきた。旅行大手が主催する日本代表の応援ツアーはすでに、軒並み完売の様相。国内では各社がW杯グッズやイベントを続々と投入している。4年に1度の世界最大のスポーツイベントを逃すまいと、売り込みにも力が入ってきた。
JTBは日本代表の1次リーグ3試合すべて、もしくは1~2試合を観戦する6コースを発売したが、今月中旬までに完売した。3試合すべてのツアーは13泊17日で178万円と決して安くはないが、昨年末に発売し今年1月上旬には完売という人気ぶりだ。日本旅行は1次リーグの1~2試合を観戦する3コース(3泊7日~8泊12日、64万~85万8千円)を3月中旬までに売り切った。
今回のW杯応援ツアーは、国際サッカー連盟(FIFA)が観戦チケットを旅行会社に割り当てないため、自前でチケットを入手した人のみが参加対象。それでも、「前回南アフリカ大会よりもツアーの販売の勢いは強い」(日本旅行)との声が多い。
開催国のブラジルはW杯で最多となる5回の優勝を誇る。それだけに「海外で実際にW杯を観戦するのならブラジルに行きたいという(参加者の)意欲は根強い」とエイチ・アイ・エスの担当者は話す。