だが点火スイッチの不具合がなぜ長期間放置されたかや、組織的隠蔽の有無については、バーラ氏が「社内調査結果を待つ」として、いまだ判然としない。
自動車の欠陥で死亡したドライバーの遺族や関係者による訴訟も相次いでいるが、GMは09年の経営破綻前に販売した車については訴訟を取り扱わないよう、裁判所に申し立てている。しかし、米メディアによると、遺族らは「責任逃れ」だと反発している。
米メーカーでは5月にフォード・モーターが計75万台超のリコールを発表し、準備金を積み増してGM同様減益決算を強いられた。「GMショック」は業界全体をむしばみつつある。
GMの社内調査は早ければ5月末にも完了する見通しで、結果次第ではリコール問題は重要な局面を迎えそうだ。