イオンは30日、来春モデルのランドセルを発売すると発表した。プライベートブランド(PB、自主企画)商品で計104種類。31日から予約販売会を一部の店舗で始めるなど、昨年よりもほぼ2カ月早い発売となった。百貨店でも西武池袋本店が「ランドセルセンター」を28日に開設。商戦が一気に早まった。
イオンの「トップバリュ かるすぽ」はA4サイズのクリアファイルなどが簡単に出し入れできるように容量を増やした。上位モデルでは、サイド部の「へり」をなくすことで全体のサイズは変えず、容量を増やすことで軽量化も図っている。
このほか、日本サッカー協会やスポーツ用品ブランド、女児向けキャラクターなどとのコラボモデルも用意した。税込み価格は3万3千円から8万8千円と幅広いが、平均価格は5万円程度になるもようだ。
昨年までのランドセル商戦は7~8月にスタートしていた。「祖父母が購入する割合は50%を超えている」(イオン)ことから、夏休みに祖父母同伴で買いに来るパターンが多い。5万円を超える商品だけに、「複数の店や何度も売り場に来るケースもあり、ピーク期は夏休みを維持しながらも、商戦の開始を早めた」(同)という。西武も同様で、前倒しにより昨年の1割増の販売を狙う考えだ。
メーカーでも大手の「セイバン」が来春向けランドセルの商品を発表、新しい直営店舗もオープンするなど、動きが始まっている。