「極ZERO」の税率適用区分変更について説明するサッポロビールの尾賀真城社長(右)=4日、東京都千代田区【拡大】
「極ZERO」は累計613万ケース(1ケース大瓶20本換算)を販売しており、酒税の差額116億円の追加納税を求められる事態も想定される。そのため、蒸留酒を加えない製法に改め「発泡酒」として再発売する。
「発泡酒(麦芽25%未満)」の税額は同47円で、切り替え後の350ミリリットル缶の想定小売価格は、現行の140円前後より20~30円高くなる見通し。
同日会見した尾賀真城社長は「取引先やお客さまにご迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した。
「極ZERO」は初めてプリン体と糖質をカットした第3のビールとして人気を集め、今年5月末までに613万ケースを売り上げた。価格の手頃な「第3のビール」はビール類全体の約37%まで拡大、各メーカーがシェア争奪でしのぎを削る主戦場となっている。