チョコをめぐっては、カカオ豆の高騰がメーカーを圧迫する。日本チョコレート・ココア協会によると、中国やインドなど新興国での需要増を背景に、ロンドン市場の取引価格がこの1年で5割近く上昇した。
このため、明治は7月に板チョコ「ミルクチョコレート」を縦横約1センチずつ小さくし、5グラム減の50グラムにするなど10品の規格を変更。森永製菓やロッテもチョコ菓子の容量を減らす。各社は「消費税率が引き上げられた直後で、日常品の値上げは難しい」と訴える。
一方、雪印メグミルクはバター4品を7月から2.1%値上げし、主力の「北海道バター」は385円だった希望小売価格を393円に変更する。生産者団体との交渉で、4月に仕入れ価格を同率引き上げた。雪印は「離農や天候不順による牧草の収量減で、生乳生産量が落ち込んでいるため」と理解を求めている。