孫社長 「“弟”ですからね。“兄”の権限としてガツンと「お前がんばれ」と言っておきます」
株主の質問 「震災から3年が経った。現在の災害時の具体的な対策は」
孫社長 「一番の対策は基地局をたくさん増やすこと。この3年で一気に増やした。世界で初めて気球をつかって電波を飛ばすこともやっている。さらに、臨時の通信用車両も何百台か用意した。24時間バッテリーがもつように用意している。これからも体制の強化を行っていきたい。少なくともこの点については1番だと思っている」
ここで株主質問は終了。余剰金の処分、取締役の選任に関する2つの議案はいずれも承認され、総会は2時間7分で終わった。出席した株主は過去最多の3847人で、一般の人も1267人が来場した。いずれも過去最多を記録し、ソフトバンク“第2幕”への関心の高さを裏付けた。