ローカライズには基本的にディズニー社が行った市場調査の結果を反映させているが、変えなかった部分もある。ドラえもんが好物のどら焼きをパクパクと何個も食べるシーンについては、米国側から「子供の肥満につながる恐れがあるので、好物を野菜クッキーに変えた方がいいのでは」と提案があった。日本側は「作品観が崩れる」として受け入れなかったが、どら焼きの名前は「ヤミーバンズ(おいしいパン)」になった。
「米国側の健康に対する徹底ぶりには驚いた」という赤津部長は、「米国風にローカライズしても『ドラえもん』のもつ世界観や日本的なメンタリティーは共通している。今後はこのローカライズされたドラえもんを世界に向け発信していきたい」と話している。