八木誠社長「経営責任問題について答えます。東日本大震災以降、経営が厳しくなるなか、収支の安定化に取り組んできた。(政府は)安全が確認された原発プラントは再稼働させる方針で、(関電は)規制委の審査に対応している。姫路第2火力発電所の設備更新、他電力からの電力受給など最大限の努力をしている。また、修繕費の削減や資産の売却など聖域なき効率化に取り組んできた。しかし、昨年、電気料金を値上げをし、節電のお願いをし、無配となったことに深くおわびします。厳しい経営が続きますが、原発の早期再稼働、徹底した効率化に取り組み、責任を果たします」
八木社長「お客様と社会のお役に立つ当社の理念は不変。今後、自由化で競争が激化し、事業の領域を広がるが、総合エネルギー業者となって打ち勝っていく。そのためには、電源の競争力強化が必要。原発を重要な電源とし、再生エネルギーもバランスよく開発したい。また、当社のサービス力強化には、顧客ニーズにあったサービスの充実などを行い、総合エネルギー事業者となるよう全力で取り組んでいきたい」