ファミリーマートは30日、買い物をした際にポイントをためられる「ファミマTカード」で、前月の利用状況に応じて、ポイント加算レートが変動する新サービスを5日に導入すると発表した。
これまで一律100円で1ポイントが加算されていたが、今後は前月のファミマでの買い物額が4999円以下の場合は、200円につき1ポイントとレートが半減するが、1万5000円以上の場合は200円で3ポイントと割増しになる。5000円から1万4999円の場合は200円で2ポイントとこれまでと変わらない。
利用状況に応じた加算レートの変更は、航空会社がマイレージサービスで実施しているが、大手コンビニでは初。利用者の囲い込みにつなげる戦略だ。1ポイントは1円で買い物に使える。
また、クレジットカード機能付きが標準だった同カードについて、クレジットカード機能がなく、その場で発行できるタイプも追加する。これにより、1年間でカード会員を倍増の1100万人超に増やす計画だ。