アジア向けでは年内にシンガポールと香港で開始する。日本向けサービスについては具体的な時期を明らかにしなかった。
また、同社は、クラウドやモバイル、ビッグデータ分析、セキュリティーなどの技術、ノウハウをフル活用したコンサルティングサービスを、日本市場を含むアジア太平洋地域で新たに開始する計画も発表した。複雑化している最新のIT(情報技術)システム導入、更新に悩む企業や官公庁などを対象に、競争力強化につながる提案を行う。
一方、新興国の農村部など遠隔地の住民と都市部の医師などをネットワークで結び、初期医療の充実を図る「eヘルスセンター」サービスを医療機関などと組みながら、本格的に世界展開する。試行中だったインドに加え、今年9月にブータン、フィリピンでも導入する考え。