アサヒビール、サントリー酒類、サッポロビールは8日、3社共通で利用しているビールの中瓶(500ミリリットル)を軽量化し、10月から導入すると発表した。ラベルを貼る胴の部分を約0.3ミリへこませることで、重量460グラムと従来より10グラム軽くするほか、ラベルにすり傷が付くのを防止。3社は中瓶製品を年間4億2000万本出荷しており、軽量化によって輸送時などの二酸化炭素(CO2)排出量が年間175トン削減できるという。大瓶(633ミリリットル)は1991年に同様の軽量化を行ったが、流通量の多い中瓶は導入が遅れていた。