日本マイクロソフト(MS)とインターネットイニシアティブ(IIJ)は10日、両社のクラウドサービスを組み合わせて、用途に合わせて複数のサービスを使い分ける「マルチクラウドサービス」の提供を10月から法人向けに始めると発表した。最初の3年間で200社への導入を目指す。
日本MSのクラウドサービス「マイクロソフトアジュール」のデータセンターの閉域網「エクスプレスルート」とIIJのクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ)サービス」、顧客のネットワークをそれぞれ接続する。アジュール閉域網への接続サービスが日本で提供されるのはこれが初めて。
東京23区内と大阪市内の計4カ所にアクセスポイントを設ける。接続回線はNTT東日本など9社の主要通信事業者に対応する。
機密性の高い情報を扱う場合は自社運用のシステムで、日時によって処理量が大きく変動する情報を扱う場合はクラウドなどと使い分けできるようにする。高解像度の動画など、大容量のデータを信頼性の高い経路を利用して低コストで送信することもできるようになる。