【千葉発 元気印】サーマス 好熱菌生かし安全・高品質の食糧生産 (3/4ページ)

2014.7.31 05:00

好熱性微生物の培養などを行っている研究室。大学発の食糧生産技術革新を目指す=千葉市稲毛区の千葉大学

好熱性微生物の培養などを行っている研究室。大学発の食糧生産技術革新を目指す=千葉市稲毛区の千葉大学【拡大】

  • サーマス小川和男CEO
  • 「ノンメタポーク」

                   ◇

【会社概要】サーマス

 ▽本社=千葉県市川市市川南2-8-8 京葉ガス本社西館内((電)047・325・3383)

 ▽創業=2013年1月

 ▽資本金=1000万円

 ▽従業員=6人

 ▽事業内容=機能性極限環境微生物の菌株管理・供給、健康食材の流通支援、環境健康機能性評価

                 □ ■ □

 ≪インタビュー≫

 □小川和男CEO

 ■消費者目線のアピール重要

 --微生物とかかわりを持つようになったきっかけは

 「京葉ガスでは大口の営業やパイプライン工事などに携わり、京葉プラントエンジニアリングでも当初は情報通信やマッピングなどの部門を担当した。大学では工学部だったので、微生物については門外漢だった。しかしその後、畜産環境改善事業の部門で、微生物に関する分野に携わるようになった。これまで経験のなかった生き物と相対する仕事で、非常に新鮮に思えた」

 --食糧生産における微生物の活用についての展望は

 「一説には、食糧生産に限らず、有効活用できている微生物は全体の5%にも満たないとも言われている。まだまだ未開の部分が多い。将来性は未知数だが、微生物にはさまざまな物事や現象を大きく変える力があると感じている」

 --新発見した「BP-863」などの好熱性微生物(好熱菌)を食糧生産分野で活用していく上での課題は

 「ノンメタポークを例にみれば、好熱菌の作用によって病気になりにくくなり、生産性が向上するという利点がある。しかし消費者の視点から考えると、一番大切なのは『おいしい、おいしそう』と思ってもらえることだ。微生物による機能性を強調することも重要だが、うまく消費者に手にとってもらえるようなアピールの仕方を工夫していきたい」

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