ただ、IHIは、米ボーイングの「B777X」に搭載予定の世界最大級の推力を持つGEの最新鋭エンジン「GE9X」の開発などにも参画。「日本企業がいなくなれば開発はストップする」といわれるほど、存在感を放っている。
終戦間際に生まれた日本初のジェット機「橘花」は、結局、たった2機が生産されただけで歴史のひだに埋もれてしまう。しかし、ネ20の開発を指揮し、石川島重工顧問も務めた種子島(たねがしま)時休(ときやす)氏は終戦時、こう予言していた。「橘花は1回だけの飛行で消えていくが、将来、ジェット機の時代はやってくる」