USJなどを目的に急増している台湾人観光客=関西国際空港(吉村剛史撮影)【拡大】
日中関係の冷え込みなどで、これまで日本への観光の牽引役を務めてきた中国人観光客が減少傾向に転じる中、非常に親日感情の強い台湾からの観光客が急増している。特に東アジアからの観光客が多い関西国際空港では今年夏、航空各社が相次いで台湾便の増便を決定。関空内にも台湾人観光客を意識した日本ブランド店や100円ショップなどが相次いで出店している。テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)に人気映画「ハリー・ポッター」の新エリアがオープンした効果も加わり、関係者は「まだまだ台湾からの観光客は増える」と“台湾シフト”を強めている。(吉村剛史)
観光客続々…
USJにハリー・ポッターの新エリアがオープンした7月15日以降、関空第2ターミナルでは、格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションの台北便の出国エリアが連日、USJ帰りの大量の土産物を抱えた台湾人観光客の親子連れらで混雑している。
「暑かったし、長時間の行列には疲れたけど、子供たちが喜んでくれたので満足です」。台北市の荘麗児さん(30)は、中学生のめいや小学生のおいら親族7人で10日間の日本観光を楽しんだという。