セブンーイレブン・ジャパンは11日、製法や素材にこだわったサンドイッチ2種を12日から全国で発売すると発表した。既存の商品よりも価格は高いが、高付加価値の商品を求める層が増えていることに対応する。
発売するのは「具たっぷり!ふんわりたまごサンド」と「ジューシーチキンカツサンド」の2種類で、ともにボックス型で提供する。たまごサンドは通常の2倍の卵を使って、スクランブルエッグにした後にオムレツに仕上げるなど手間をかけている。
チキンカツサンドは肉の漬け込みからパン粉をつけて揚げるまでの工程を同じ工場内で行うようにした。冷凍工程が1回減るため、ジューシーさを出せるという。
価格はたまごサンドが290円、チキンカツサンドが356円。
同社は4月の消費税率引き上げで、価格ではなく、商品価値を訴えるように、サンドイッチのリニューアルを図った。販売が好調なため、さらにこだわりタイプのサンドイッチをボックス型で提供することを決めた。今後も製品ラインアップを強化していく方針だ。