■ツイッター指標は10月
ビデオリサーチは多様化する視聴動向を測定する研究を重ねており、今年10月からはテレビ番組に対するツイッター反応を集計した「ツイッターTV指標」を導入する。当初は6月を予定していたが、システム開発が遅れたという。
ツイッターTV指標は、テレビ番組に関係するキーワードを抽出し、投稿数や投稿者数を集計。米ツイッター社と連携し、つぶやきの拡散量を示すインプレッション(露出)数も集計するのが特徴で、ソーシャルメディアでの番組に対する反応を測定する数値として注目されている。
また、BSデジタル民放各社は来年4月から、ビデオリサーチに委託し、全国1千世帯を対象に地上波テレビと同じ機械式の視聴率調査を始める予定だ。ビデオリサーチは現在、BS民放6社からの委託を受け、毎月1週間、視聴番組などを記録するアンケートを実施している。BS視聴可能世帯の広がりやスポンサーからの要望を受け、より厳密な視聴率調査を行うことになった。