富士重工は、モータースポーツ向けの車を一般のドライバーも楽しめるように開発した最上級のスポーツセダン「スバルWRX」を7年ぶりに全面改良した。最高出力が300馬力というパワーを備えながら、燃費性能がガソリン1リットル当たり13.2キロでエコカー減税の対象となる新グレード「S4」(税込みで334万8000円から)を導入。潜在的なニーズを掘り起こし、「顧客の間口を広げていく」(日月丈志専務執行役員)考えだ。
スズキは、主力の軽自動車「ワゴンR」にハイブリッド車(HV)を設定。ブレーキや減速時のエネルギーをバッテリーに蓄え車内の電装品に電力を供給する従来の仕組みに加え、加速時にモーターが補助するハイブリッド技術を新たに上位モデル(137万2680円から)に採用した。