豪カジノマシンメーカーを母体に持つ アリストクラートテクノロジーズ (2/7ページ)

2014.8.29 05:00

 菅沼 アジアマーケットへの進出はいつ頃だったか。

 ジョウェット 約30年前。本格的に進出したのは2002年からだ。マカオ、シンガポール、マレーシア、コリア、フィリピン、ベトナム、カンボジアのカジノマーケットに参入し、アジアカジノでは約50~60%のシェアを確保するに至った。各国にアリストクラートレジャーの支店を持ち、現地のリアルでタイムリーな情報の収集はもとより、動向やトレンドに添う形でビジネスを展開している。

 菅沼 アジアで過半数のシェアを獲得した経緯は。

 ジョウェット まず、すでに魅力的なカジノマシンを保有していたこと。5ドラゴン、ファーファーファー、50ライオンなど、オーストラリアで高い顧客支持を得ている機械があり、これら人気のあるカジノマシンのゲーム性をベースに、それぞれのマーケットに適した形でマシンをアレンジした。既存のゲームをそのまま販売・設置するのではなく、これまで培ってきたノウハウと、マーケットに合わせたアレンジング。これが成功の1つの理由に挙げられる。

 菅沼 ほかの理由は。

 ジョウェット この2年の間に優秀なゲームクリエーターを新たに迎え入れたことだろう。ダンマーク、テッド・ハセ、ジョー・カミングコー、ニック・ヴェレットなど、彼らの存在がマシンの可能性に広がりを与えている。アーケードゲームやビデオゲームをカジノマシンに活かす土壌が整ったし、プラットフォームの拡大も期待される。とにかく、常にマシンの魅力を増す努力を怠らない姿勢が肝要だ。

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