日産自動車は2日、アンディ・パーマー副社長が退社し、後任に資本提携先の仏ルノー副社長、フィリップ・クラン氏が15日付で就任すると発表した。また、英高級自動車メーカーのアストン・マーチンは2日、パーマー氏の最高経営責任者(CEO)就任を発表した。
パーマー氏はカルロス・ゴーン社長を支える経営幹部の一人。昨年11月、2年連続の業績下方修正の責任を取り、最高執行責任者(COO)の志賀俊之氏が事実上更迭された人事に関連し、副社長に就任したばかりだった。
クラン氏はゴーン氏の右腕として、1999~2003年と07~08年の間、ルノーから日産に派遣されていた。後任副社長として、パーマー氏と同様に商品企画などを担当する。
日産の主要幹部が退職するのは今年で2人目となる。
高級車ブランド「インフィニティ」の責任者で専務執行役員だったヨハン・ダ・ネイシン氏も、8月1日付で米ゼネラル・モーターズ(GM)に移籍した。
また、ルノーでCOOを務めたカルロス・タバレス氏は、4月25日付で仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA)のCEOに就任している。