バブル発祥の地、品川で動き出す再開発 インフラ整備計画も目白押し (4/6ページ)

2014.9.9 07:00

品川駅周辺まちづくり

品川駅周辺まちづくり【拡大】

 JR東の動向焦点

 1987年には約25兆円の国鉄長期債務償還のために隣接する新幹線用ヤード約9.9ヘクタール(現・品川グランドコモンズ)の売却も決定。品川アレアやJRアトレなどを含めた計16ヘクタールの再開発事業がスタートし、2003年の東海道新幹線の品川駅開業に合わせて、超高層ビルが林立するビジネス街が出現した。

 ただ、その後は再び開発が停滞。東口(港南口)側のまちづくりにも当初から制約があった。駅近くの東京都中央卸売市場食肉市場(約7ヘクタール)と都心5区の下水処理を行う芝浦水再生センター(約20ヘクタール)を動かせないため、街区の拡張余地が乏しかった。

 東京都では、08年に芝浦水再生センターを稼働させながら地上部を開発することを決定。来年春に第1弾プロジェクト「品川シーズンテラス」が完成する予定だが、「上部にビルを建てるのは難しくはないが、同時に進めている下水処理設備の改修に時間がかかるので、同地区での今後の計画は未定」(都市整備局都市づくり政策部・鈴木理開発計画推進担当課長)という。

「一部を賃貸する可能性はあるが、今後もJR東日本で保有し続けるのではないか」

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