品川駅周辺まちづくり【拡大】
それだけに新たな操車場跡地開発への期待が高まるが、注目はJR東日本が開発用地を売却するかどうか。旧国鉄本社跡地や汐留は国鉄清算事業団が全て外部に売却したが、品川操車場跡地はJR東日本が所有する。「一部を賃貸する可能性はあるが、今後もJR東日本で保有し続けるのではないか」(大手不動産幹部)との見方がもっぱらだが、一部でも売りに出れば高値取引は間違いないところだ。
JR東日本は、駅ビルや駅ナカの開発は数多く手掛けてきたが、今回のような大規模再開発事業を行った経験・実績は乏しい。魅力あるまちづくりを成功させるためにも、経験豊富な事業パートナーと組むことも必要。さらに品川駅を中心に分散する他の街区との連携をどう実現するかも課題となる。
税収アップに期待
成否の鍵を握るのは、環状4号線などの道路整備。以前から品川駅周辺の弱点は「地域の骨格となる道路の絶対的な不足」と指摘されていた。