しかも、無線事業部には構造的な問題が指摘され始めた。
過去2~3年で組織が急膨張したことで、コントロールが働きにくくなっていると指摘があるというのだ。
飛ぶ鳥を落とす勢いの無線事業部からは昇進者が目立った。グループ全体の役員への登用は、22%が無線事業部だったという。
無線事業部の社長だけで6人。組織の肥大化で「市場の変化に対応してきた過去の強みが消えた」(サムスングループ幹部)との声がもれるという。
グループのプラント会社も統合
岐路に立っているのはサムスン電子だけでない。サムスングループ全体に及んでいる。旗艦のサムスン電子の業績が振るわず、ほかのグループ会社もテコ入れに迫れられているからだ。