【タービンの“福音” 発電・環境技術の最先端】(8-1) (1/4ページ)

2014.9.26 05:00

三菱日立パワーシステムズ製のガスタービン。世界に誇る日本の発電技術は、こうしたタービンをはじめとする先端的な技術、ノウハウによって切り開かれてきた

三菱日立パワーシステムズ製のガスタービン。世界に誇る日本の発電技術は、こうしたタービンをはじめとする先端的な技術、ノウハウによって切り開かれてきた【拡大】

 ■電力安定供給 重要課題解決のヒント

 東日本大震災の発生から3年半。被災地では依然として復興に向けた取り組みが続く一方で、日本全体という点では震災前の活力を取り戻した感もある。しかし、経済構造は微妙に変化した。震災に伴って起きた福島第1原子力発電所の事故は、原子力発電所の安全基準に問題を投げかけた。折しも日本は、原子力発電所が一つも稼働しない中で夏の電力需要のピークを乗り切ったが、半面で化石燃料を大量に消費する状態が続き、今年上期(1~6月)の経常収支は5075億円と半期ベースでは過去最大の赤字を記録した。日本のエネルギー、とりわけ電力供給の問題は、喉元を過ぎるどころか長期的かつ国家的な重要課題に変化したといっても過言ではない。われわれはこの難局にどう対処すべきなのか。発電技術の最先端に解決のヒントを探した。(青山博美)

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 日本のエネルギーをどうしていくべきか。特に、経済活動や社会生活に欠かせない電力をどう確保していくのかは、今後の国家的課題である。

 震災後、全国で盛んに整備されてきた太陽光発電設備なども、将来の電力供給に資する動きといえる。太陽光発電は、猛暑にあえぎ、エアコンがフル稼働する真夏の昼間に発電量が最大化する。電力供給のピークを乗り切る上で優れた特徴を備えているといえる。

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