三菱日立パワーシステムズ製のガスタービン。世界に誇る日本の発電技術は、こうしたタービンをはじめとする先端的な技術、ノウハウによって切り開かれてきた【拡大】
■メモ
発電効率の表示には、発電機の端子部分で計測した電力量を用いて計算する「発電端」効率と、この「発電端」から発電所内で使用される発電に必要な補機動力を差し引いた電力量を用いた「送電端」がある。また、燃料中の水分や燃料によって生成された水分の凝縮熱も含めて効率を計算する高位発熱量基準(HHV)と、それらの熱を含めずに計算する低位発熱量基準(LHV)がある。通常日本では、発電プラントの効率が「送電端、LHV」で表示されることが多い。本特集でも、特に注記がない限り「送電端、LHV」で表示している。
◇
【用語解説】エネルギー基本計画
エネルギー政策の基本的な方向性を示すためにエネルギー政策基本法に基づき政府が策定するもの。2003年に初めて策定され、14年4月には第四次計画が閣議決定された。最新の計画では、経済効率性(Economy)、エネルギー安全保障(Energy Security)、環境適合性(Environmental Conservation)の“3E”を高次元でバランスできるよう、化石燃料と原子力、再生可能エネルギーによるエネルギー源の多様化を進めるとともに、11年3月の東日本大震災を踏まえた安全性(Safety)の確保にも最大限配慮する「3E+S」の実現を目指すとしている。