同社のPC事業の売上高比率は法人が9割、個人が1割と、個人向けが主流の同業他社とは異なる。しかし最近はタブレット端末の普及やXP特需が終わり、他社も需要が安定している法人シフトを鮮明化。こうした中、パナソニックは軽量化や堅牢性に磨きをかけ、差別化を図る考えだ。
一方、個人向け売上高比率が7割を占める東芝は9月に構造改革を発表した。XP特需で14年4~6月期は黒字を確保したものの、今後は個人向けPCが減少すると判断。国内外で900人を削減し、世界の販売拠点を32から13に絞り込む。今後は法人向けを強化し、16年度には比率を5割以上に引き上げる。
ソニーが投資ファンドに売却したVAIOも「これまで注力してこなかった法人向けを強化する」(関取高行社長)方針で企業向け新製品の投入も検討しているという。富士通も、すでにPC事業の人員異動など事業構造改革を実施、法人向けに注力する。今後は「ビジネスユーザーに合った製品ラインアップを充実させる」(広報)考え。