今後のビジネス戦略を説明するLINEの森川亮社長=9日午後、千葉県浦安市【拡大】
セキュリティー面では、従来のラインIDと別の専用パスワードを利用。「日常的に使うコミュニケーション機能と一体化しており、通信会社やOS(基本ソフト)を問わず利用できる点が強み」(出沢剛最高執行責任者)という。
一方、エンターテインメント分野ではスマホ向けゲーム大手のGREEやサイバーエージェントとそれぞれ合弁会社を設立。シミュレーションRPGのような本格ゲームの開発に取り組みユーザー層の拡大を図る。
音楽配信ではソニー・ミュージックエンタテインメント、エイベックス・デジタルと共同出資で「ラインミュージック」を設立する。他社にも楽曲提供を呼びかけており、「革新的音楽サービスを提供する態勢が整った」(舛田淳上級執行役員)としている。
講談社、小学館などとも資本業務提携し、海外のスマホ利用者向けに漫画のデジタル配信を年内に開始する。人気が高く海賊版も横行する日本の漫画を正規ルートで配信、収益に結びつける。タクシーや宅配サービスとの連携も進める計画だ。