サブローと自分は、あまり似ているところがないかもしれませんね。サブローは高校生なので、まだ人間性も確立していません。そんな、いろいろなことに迷う年齢で、不思議な世界に飛び込んでしまうんです。その辺のビビットなサブローの感性を上手く表現できたら良いと思っています。
限られた話数ではありますけど、登場人物たちの心情は丁寧に描かれると思います。でも、信長の人生を語るうえでは、どうしてもハイライト的な構成にもなりますね。みなさんが知っていて、しかも見てみたい信長のエピソードをピックアップして作って行けるのが一番面白いです。
現場では“本来あるべき日本人の格好良さ”みたいなことをよく話しています。戦国から幕末までの「今の日本」の原型を作った人たちは、ものすごい激動期を生きていたわけで…。過去の日本人に思いをはせるのは大切なことだと思います。“なんとかなるだろう”ぐらいだったのに、その時代に生きて行かなければならなくなったサブローの変化も楽しんでいただければ…と思います。(談)