カジュアル衣料チェーン「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングと大和ハウス工業は14日、物流事業で提携したと発表した。共同出資で新会社を設立し、ファストリのネット販売の注文を、リアルタイムでの発送などに取り組む。まず東京都江東区に専用の物流集約倉庫を平成28年初めにも竣工させ、運用に入る。
ファストリの柳井正会長兼社長と大和ハウス工業の大野直竹社長が同日午後、東京都内で記者会見した。
新しい物流体制では、ネット販売の場合、物流倉庫から直接購入者へ即日配送するため、これまでよりも納入期間が短縮できる。さらに、店舗での売れ行き状況を把握して、欠品が出ないような商品配送を図るとしている。
全国に物流倉庫を整備するほか、海外展開も図る。このため、大和ハウスは私募リートを組成し、物流倉庫の開発を進める。
アマゾン、楽天のほか、ファッション通販の「ZOZOTOWN」を展開するスタートトゥデイなどは、いずれもネット通販で、即日出荷などスピード配送の体制強化を進めている。