会見に臨むファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(右)=9日午後、東京都千代田区【拡大】
カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は、9日開いた2014年8月期連結決算の発表会見で、社内向けとしていた「3年後の売上高を2兆5000億円にする」という中期経営目標を、初めて対外的に公表した。アジア中心に積極的な海外展開を進め、長期目標である「売上高5兆円」達成への道筋をつける。
「世界の各エリアで、本格的展開を進めていく」。会見で柳井氏はこう述べた。
15年8月期(国際会計基準)は、売上高が1兆6000億円、最終利益は1000億円を見込む。中華圏などアジアを中心にユニクロ事業を年間200店出店するなど、海外への進出が支える。海外店舗は800店を超え、国内の店舗数と拮抗(きっこう)する。
売上高についても、「海外が国内を超えるのは、そう遠くない将来だろう」(岡崎健グループ上席執行役員最高財務責任者)としている。