【物流イノベーション】日本郵便の挑戦(2-1) (1/5ページ)

2014.10.15 05:00

後藤純一氏

後藤純一氏【拡大】

  • 印字ソフトで送り状も簡単に作成
  • 東芝テックの坂井主任(右)と馬場さん

 ■全国2万局のネット活用 ユーザーの声、サービスに反映

 インターネットによるEC(電子商取引)ショップでの買い物が一般化し、店を歩き回り欲しかった物を探す手間が省け、重たい商品などを運ぶ労力もいらなくなった。店舗から自宅まで配送してくれる物流サービスが拡充したから実現できたことだ。物流は豊かさと便利さを提供してくれる。それは消費者側だけのことではない。送り主となる企業、商店などへの利便性と省力化を図るサービスが次々に登場している。その代表格となる日本郵便は、明治時代から小包郵便として培った安全・安心のサービスノウハウを最大限に発揮しながら、時代が求めるユーザーの声を敏感にサービスへと反映している。ユーザーの事例を通して日本郵便の物流を検証していく。

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 □送り状印字システム 容易な送り状作成とデータ管理が好評

 ■ゆうパック発送の省力化ができる無料ソフト

 大量ではないが数個単位で、毎日ではないが同じ相手に複数のゆうパックを発送する。このような作業がルーチンワークとなっている担当者にとって、手書きで送り状を作成するのは、きれいな文字で書きたいという気持ちからくる負担感や、書き損じが生じることなど、煩わしさを感じてしまう。

 このようなニーズに対応するため日本郵便では、主に中小企業・小規模事業者向けに2009年から、パソコンとプリンターで簡単に送り状などを印字できるサービスを開発し無料で提供してきた。今年4月からは、より使い勝手を向上させた「Webゆうパックプリント」を投入し好評を得ている。

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