ソニーが31日発表した2014年9月中間連結決算は、最終損益が1091億円の赤字(前年同期は165億円の赤字)だった。スマートフォンの販売不振で、同事業の営業権を減損処理したため。スマホの世界販売台数見通しは、約5%引き下げた。
今期はスマホ事業の立て直しに注力し、来期の黒字転換を目指す。ただ、プレイステーション(PS)4の販売が好調なゲームやデバイス事業以外、成長の牽引(けんいん)役が見当たらず、期待される“ソニー復活”への道筋はまだ見えない。
中間決算は売上高が6.5%増の3兆7114億円、営業損益が157億円の赤字(前年同期は494億円の黒字)。15年3月期の通期予想は据え置いており、9月に発表したスマホ事業不振による減損が赤字の主因だ。