スマホの改革が実現すれば、「止血」に例えられる構造改革は一段落し、黒字化が視野に入る。しかし、「エレクトロニクス事業の低収益などの課題が残る」(吉田CFO)。
減損などの影響を除いた上期のエレクトロニクス事業の営業黒字額は197億円にすぎない。一方、平井一夫社長が目指すのは、連結で年間「4000億円」規模。7~9月期に218億円の営業利益を計上したゲーム事業が一段と成長しても、他に2~3本、事業の柱が必要になる。
ソニー幹部は「来期の黒字化には自信がある。だがその後、収益をどうやって高めるかが難しい問題だ」と頭を抱えるばかりだ。