餃子の「王将」が中国から撤退へ…「日本流受け入れられなかった」 (1/2ページ)

2014.11.1 11:57

餃子の材料を国産化した「餃子の王将」=大阪市中央区

餃子の材料を国産化した「餃子の王将」=大阪市中央区【拡大】

 「餃子の王将」を展開する王将フードサービスは31日、中国・大連で3店舗を運営する現地子会社を解散すると発表した。海外で唯一進出していた中国からの撤退で、王将は海外戦略の抜本的な見直しを迫られることになる。

 王将は2005年に中国に進出。中国では水餃子が一般的だが、日本流の焼き餃子を持ち込むなど、「将来の海外出店に向けての礎」(渡辺直人社長)として店舗網拡大を目指した。

 しかし、渡辺社長によると「日本で受けている味、やり方は受け入れられなかった」という。赤字は約10年間で2億円を超え、「営業を続ける意味がない」として撤退を決めた。

海外展開はいったん白紙に…

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